抗日ドラマなのに!?「ワンピース」や「聖闘士星矢」の要素盛り込む、脚本家「僕はアニメ・漫画ファン」―中国

Record China    2015年7月31日(金) 12時7分

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30日、江蘇省のネットテレビ局が新たにスタートさせた抗日ドラマ「燃焼」が注目されている。「ワンピース」や「聖闘士星矢」から発想を得た要素が盛り込まれているためだ。

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2015年7月30日、中国日報によると、江蘇省のネットテレビ局・城市頻道(シティーチャンネル)が新たにスタートさせた抗日ドラマ「燃焼」が注目されている。

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シナリオを書いたのは1980年代生まれの脚本家・馮驥(フォン・ジー)氏。軍人出身で、軍事物の番組製作で数々の賞を受けた人物だが、その一方で熱狂的なアニメ・漫画ファンでもある。注目されている新ドラマ「燃焼」には「ONE PIECE(ワンピース)」や「聖闘士星矢」からインスピレーションを得て、日本のアニメ・漫画へのオマージュが込められている。

プロデューサーの唐静(タン・ジン)氏からは「アニメや漫画、熱血などの要素を加えると、抗日ドラマが荒唐無稽な『神ドラマ』になっていまうのでは」との懸念が示されたが、馮氏は「私はアニメ・漫画ファンで、『聖闘士星矢』を見て育った。熱血というのは青少年が最も好きな要素。こうした要素をドラマに加えることで、80〜90年代生まれの若い世代から受け入れられる作品に仕上がるはず。いつまでも古くさい話ばかりでは誰も見なくなる」と話している。

唐氏は自身の子どもからも「ONE PIECE」の素晴らしさを説かれ、馮氏のアイデアに賛同。1981年生まれで、やはりアニメ・漫画ファンだという主演俳優の張桐(ジャン・トン)は「ONE PIECEの登場人物のことは知りつくしている」とし、演技にも自信をうかがわせている。(翻訳・編集/岡田)

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