日本兵が書いた70年前のはがき、「家族への思い」はなぜ届かなかったのか―中国メディア

Record China    2015年7月31日(金) 16時15分

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31日、中国メディア・新文化報は、日本兵と思われる人物が書いた戦時中の未配送はがきを紹介した。写真は中国の撫順戦犯管理所。

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2015年7月31日、中国メディア・新文化報は、日本兵と思われる人物が書いた戦時中の未配送はがきを紹介した。

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はがきは中国人のコレクターがネットで見つけ手に入れた物。旧満州から広島に宛てて書かれたもので、「検閲済」や「軍事郵便」のスタンプが押されている。劣化がひどく内容ははっきりとわからないが、現地中国人の苦境にめげない前向きな姿勢や家族への思いがつづられている。

はがきが配送されなかったことについて報道では、「当時の日本軍は郵便物を厳しく検査していた。はがきには具体的な日付は見当たらなかったが、内容から終戦間際だったと推測できる。はがきには家族への思いのほか、戦争への嫌悪感や日本勝利に悲観的な姿勢が見て取れる。そのため、日本軍は劣勢を隠すためにはがきを差し止めたのだろう」と分析している。(翻訳・編集/内山

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