Record China 2015年8月1日(土) 6時2分
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31日、経営権をめぐる「お家騒動」に見舞われているロッテグループについて、韓国では改めて「ロッテは日韓どちらの企業なのか」に注目が集まっている。写真はソウルのロッテ・フィットイン。
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2015年7月31日、韓国・ノーカットニュースは、経営権をめぐる「お家騒動」に見舞われているロッテグループについて、韓国人が改めて「日韓どちらの企業なのか」に注目していると伝えた。
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ロッテグループ総括会長の辛格浩(シン・ギョクホ)氏は、日本で会社を興し、今回の経営権をめぐる取締役解任劇も、日本のロッテホールディングス(HD)で行われた。そのため「ロッテは日本企業」との認識が韓国人の間でも強いというが、営業規模や系列会社数で日本を圧倒する韓国ロッテは、これにはうなずき難い。格浩氏が日本で起業したことは事実だが、母国に帰り、現在の韓国ロッテを育てたからだ。韓国ロッテの関係者は「辛総括会長は日本国籍を取得したこともなく、韓国に愛着が強い」と語る。
格浩氏の妻が日本人で、家系図自体が日韓両国にまたがっていることも、状況を複雑にしている。今回の経営権争いの主役となっている2人の息子は日韓の二重国籍を保持していたが、1990年代にいずれも韓国国籍となった。
今回の件で、ロッテが日韓両国民の注目を浴びたのは確かだが、オーナー一族の激しい争いは企業イメージにプラスとはならないだろう。韓国のネットユーザーからも冷めた声が数多く寄せられている。
「韓国の比重がどうであろうと、オーナー一族が韓国語を話せないとこだけ見ても、親近感ゼロだ」
「結局、韓国で稼いだ金が日本に行ってるんだね」
「問題のある財閥が多い。まずロッテからこの機会にさっぱり解体しろ」
「誰が何と言おうと、ロッテは親日企業」
「サムスンが韓国企業じゃないというのはどうかと思うけど、ロッテはイメージが悪過ぎるから、日本企業と言われても何とも思わない」
「ロッテは日本企業だよ。辛東彬(シン・ドンビン)副会長(格浩氏の次男)は、インタビューでずっと日本語しか使わなかった。日本人みたいだったよ」
「日本人が、韓国の中心部になぜ日本の会社があるのか理解できないと言ってたよ」
「売り上げの規模や社員数を考えたら、韓国企業だよ。日本でのロッテブランドにはこれといったパワーもない」
「今回の件で、どちらが本陣なのか自分たちが証明した」(翻訳・編集/和氣)
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