ソウル市長、中国の広州、北京、上海で韓国観光をPR=MERSで遠のいた客足呼び戻しへ―中国紙

Record China    2015年8月3日(月) 13時9分

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3日、中東呼吸器症候群(MERS)の影響で韓国を訪れる外国人客が急減する中、最大の顧客層である中国人客の訪韓熱を再度高めるため、韓国ソウル市の朴元淳市長が2日から5日まで、広州、北京、上海を訪問する。写真はMERSで客足の遠のいたソウルの観光地。

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2015年8月3日、中国・環球時報は、中東呼吸器症候群(MERS)の影響で韓国を訪れる外国人客が急減する中、最大の顧客層である中国人客の訪韓熱を再度高めるため、韓国ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長が2日から5日まで、広州、北京、上海を訪問すると報じた。

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2日付の韓国・京郷新聞は「朴市長が2日、高温をものともせず広州市民と非常に近い距離で触れ合った」と報じた。朴市長は「まさに今、ソウルへお越しください」と書かれたTシャツ姿で、100人超のK−POPダンサーらとPRを展開した。

同日付の韓国・ニューシスも、朴市長が広州市内の歩行者天国で、韓国の女性アイドルグループ「miss A」の中国人メンバー、フェイ(王霏霏)、ジア(孟佳)と、クーポン情報などが掲載されたソウルのPR冊子やうちわ、パックなどを配布したと伝えた。

韓国・聯合ニュースによると、朴市長に同行した金意承(キム・ウィスン)市観光体育局長は「10月初旬までに中国人の訪韓熱を回復させるべく、ソウル市は北京での街頭PR活動を続ける」と述べた。朴市長は北京市の王安順(ワン・アンシュン)市長と会談し、「安心してソウルを訪問してほしい」とのメッセージを伝える。上海でも、元喜龍(ウォン・ヒリョン)済州道知事とともにPR活動を行う。

韓国・中央日報は、韓国法務部が公表した数字として、今年6月の訪韓中国人客は前年同期比54.6%減の26万5000人に落ち込んだと報じている。(翻訳・編集/柳川)

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