ローマ法王、ダライ・ラマとの面会断る、「中国の怒りは買いたくない」―英メディア

Record China    2014年12月15日(月) 21時10分

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13日、参考消息網は海外メディアの報道を引用し、ローマ法王がローマ訪問中のチベット仏教最高指導者であるダライ・ラマ14世との面会を断ったと伝えた。写真はチベットタシルンポ寺。

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2014年12月13日、参考消息網は海外メディアの報道を引用し、ローマ法王がローマ訪問中のチベット仏教最高指導者であるダライ・ラマ14世との面会を断ったと伝えた。

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ダライ・ラマは12日に開幕した「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」参加のため、ローマを訪れている。サミットの開催地は、当初南アフリカを予定していたが、南アフリカがダライ・ラマへのビザ発給を拒否。サミット参加者から抗議があり、開催地はローマに変更された。

英紙デイリー・テレグラフ(電子版)の12日の報道で、「ローマ法王フランシスコは多宗教との対話を重視しており、先般トルコやアルバニア、イスラエル・エルサレムに訪れた際にもその姿勢が示されている。そのため、ダライ・ラマと面会しないのは今までの態度と異なる決定だといえる。その理由に、法王が中国との関係改善を模索しており、中国政府の怒りを買いたくないということが考えられる」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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