Record China 2015年8月8日(土) 7時57分
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5日、魚谷雅彦新社長の下、構造改革を推進中の資生堂はこのほど、2015年4〜6月期決算を発表した。写真は中国の資生堂の化粧品売り場。
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2015年8月5日、魚谷雅彦新社長の下、構造改革を推進中の資生堂はこのほど、2015年4〜6月期決算を発表した。売上高は2023億円と、前年同期の1684億円から20.2%増となった。連結営業利益は130億円で、前年同期の14億円と比べ約10倍となった。第一財経日報が伝えた。
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資生堂は大幅増収の原因として、2014年10月以降に訪日外国人、特に中国人が増えたことを挙げている。インバウンド売上は同期、売上増加の60%を占めた。連結最終損益は約37億円の黒字(前年同期は約18億円の赤字)となり、黒字転換を実現した。
欧州、米国、韓国の化粧品会社と比べると、資生堂は近年、中国市場での発展のペースが落ちている。2014年度(2014年4月〜2015年3月)、資生堂の中国市場売上高が世界全体の売上高に占める割合は14.8%で、前年同期比わずか2.8%増にとどまった。
ロレアルやP&Gなど他の競合他社と比べ、資生堂の強みは、早くから中国市場で化粧品専門店を幅広く展開している点だ。ただ、同社は現在、中国の地方都市に6000あまりの化粧品専門店を持つが、大手スーパー・百貨店・量販店などの低迷とEコマースの台頭という二重の圧力により、成長が伸び悩んでいる。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/武藤)
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