2015年8月6日、ロシア・カザンで開催されている水泳の世界選手権の男子100メートル自由形決勝で、中国の寧澤濤（ニン・ザータオ）が47秒84で金メダルに輝いた。中国の各メディアは一斉にこれを報道。「中国水泳界の積年の夢がかなった」と寧選手の栄誉をたたえた。

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寧選手は決勝後のインタビューで「僕は黄色人で中国人。今日僕はやり遂げた！中国人でもこの場に立てるということを世界に証明できた！」と興奮気味に語っている。寧選手は昨年の仁川アジア大会で金メダル4個を獲得し、いきなり注目の的に。韓国の新体操界のアイドル、ソン・ヨンジェ選手が「カッコいい」と絶賛したほどのイケメンぶりで多くの女性ファンの心をわしづかみにした。

今回の「黄色人初の快挙」で、女性ファンは一晩で爆発的に増加。ネット上には「お嫁さんになりたい！」「カッコよすぎる！」「服を着てると痩せて見えるのに、脱ぐとすごい筋肉！たまらない」といった称賛の声が集中。中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の「寧澤濤の恋人」のハッシュタグは、7日正午現在、人気ランキング1位となっている。（翻訳・編集/本郷）