Record China 2015年8月20日(木) 20時36分
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16日、中国東北部のある動物園で「飢餓遊戯」と呼ばれる危険なアトラクションが来場者の人気を集めている。観客の目の前で生きた動物を餌付けするショーだという。写真はハルビンの東北虎林園。
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2015年8月16日、中国東北部のある動物園で「飢餓遊戯」と呼ばれる危険なアトラクションが来場者の人気を集めている。この動物園はトラなどネコ科の動物を専門に飼育する動物園で、観客の目の前で生きた動物を餌付けするショーがある。ニワトリやヒツジ、牛などが20頭のトラに囲まれ、みるみるうちにその腹に収められていく光景に、見物客らは異常なまでの興奮ぶりを見せるという。豪州の中国語ニュースサイト・澳大利亜新聞網が伝えた。
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問題の動物園は黒竜江省ハルビン市郊外にある東北虎林園。ライオンやパンサーなどネコ科の動物およそ800頭を飼育している。ここの目玉はアムールトラの餌付けショー。おなかをすかせたアムールトラでいっぱいの飼育エリアに生きたままの動物を放ち、来場者らはそれを車上から鑑賞する。
ショーの目的は「彼らの狩猟能力を維持し、将来的に野生に返すため」と説明されているが、同園に対しては国内外から批判の声が絶えない。記事では「そのようなことくらいではトラを野生に返すことなど不可能」としている。こうした批判の声をよそに園には年間を通して多数の来場者が訪れ、盛況を見せているという。なお、アムールトラは絶滅危惧種に指定されている。(翻訳・編集/愛玉)
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