旅客機でのマナー違反で浮き彫りとなる中国人の素養=「このままでは次世代に悪影響」―中国メディア

Record China    2015年8月21日(金) 6時19分

拡大

16日、中国・信息時報は、8月上旬に乗客が客室乗務員をののしるトラブルが続発したと伝えた上で、素養向上が急務だと指摘している。写真は旅客機の機内。

(1 / 2 枚)

2015年8月16日、中国・信息時報は、8月上旬に乗客が客室乗務員をののしるトラブルが続発したと伝えた上で、素養向上が急務だと指摘している。

その他の写真

今月6日、大連行きのアモイ航空旅客機はしばらく離陸できなくなったため、いったん乗客を降ろすことにした。その際、12歳前後の少女がチーフパーサーを口汚くののしった。機長はこの少女と保護者に謝罪を要求したが拒否されたため、管制官とも相談し、再び乗客が搭乗する際にこの少女と保護者を搭乗拒否することに決定した。

さらに7日には南方航空の旅客機で同様のトラブルが発生。当日、乗客の男に対し客室乗務員が携帯電話の電源を切るよう求めたが、男は要求に応じず、大声で客室乗務員をののしり、攻撃しようとした。状況を重く見た機長は警察に通報し、男は身柄を拘束され10日間の拘留処分を科せられた。

こうしたマナー違反に報道では、「2件とも、機長の判断に賛成する。旅客機において安全を脅かす脅威を放置してはいけない。国民の素養向上は急務であり、改善されなければ次世代に悪影響を与える」と警鐘を鳴らした。(翻訳・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携