2015年8月18日、韓国・聯合ニュースによると、世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」のうち、朝鮮半島出身者の強制徴用があったとされる軍艦島（端島炭坑・長崎市）を訪れた韓国の大学教授が、「強制徴用に関する記述はどこにも見当たらなかった」と語った。

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17日に軍艦島を訪れた韓国広報専門家の徐敬徳（ソ・ギョンドク）誠信女子大教授は帰国後、韓国メディアのインタビューに対し、「世界文化遺産に登録された後も端島炭坑は何も変わっていなかった」と述べた。徐教授は5月末にも軍艦島を訪れている。

徐教授は「軍艦島の観光客は以前の3倍に増加し、有名な観光地になった。しかし、長崎市内の至る所に設置された軍艦島の世界文化遺産登録に関する案内ブースやプラカード、広告などには『強制徴用』の事実は全く記載されていなかった。また、軍艦島行きの船内での放送や、乗船時に配られるパンフレットにも『強制徴用』という言葉はなかった」と明らかにし、「日本は強制徴用の被害者のための適切な措置を取ると言ったが、言葉だけだった。日本の歴史歪曲（わいきょく）はまだ続いている」と批判した。今後も長崎市に抗議の手紙を送り続けるという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「これが韓国外交部の交渉の成果！」

「韓国が日本にまたKOで敗れた」

「早く日本が正しい歴史認識を持ってくれたら…」

「世界文化遺産の資格を剥奪する制度はないの？」

「こうなると思っていたよ。日本が約束を守ると思う？慰安婦問題も認めていないのに…。とにかく、韓国政府は最高のばか！いつも『遺憾だ』とほえているだけ」

「ひきょうな日本政府と無能な韓国政府に本当に腹が立つ！」

「いろんな意味で日本は学ぶところの多い国だ」

「日本を信じた韓国が悪い…。日本のせいにしないで、韓国が強く賢くなる道を探そう」（翻訳・編集/堂本）