東証株価が1カ月半ぶり2万円割れ寸前=3日続落189円安で終了―中国、日本、米欧、アジアの景気減速懸念根強く

八牧浩行    2015年8月20日(木) 15時38分

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20日、東京株式市場の日経平均株価は大幅続落、前日比189円安の2万0033円で大引けた。3日連続の続落で、終値が2万円割れ寸前となったのは7月前半以来約1カ月半ぶり。写真は東京証券取引所。

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2015年8月20日、東京株式市場の日経平均株価は大幅続落、前日比189円安の2万0033円で大引けた。3日連続の続落で、終値が2万円割れ寸前となったのは7月前半以来約1カ月半ぶり。

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前日の米欧株式相場が総じて下落した流れを引き継いだ。中国景気の減速や人民元安を背景としたアジア株の軟地合いを嫌気した売りに見舞われ、ほぼ全面安の展開となった。外国為替市場で円高・ドル安が進行したことから、特に自動車など輸出関連株が売られた。

日本の4〜6月期GDPがマイナス成長となったことも嫌気され、世界景気減速への警戒感が広がり、リスクを取る動きはみられなかった。(八牧)

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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