中国が経済ピンチで方針転換、「一人っ子政策」をさらに緩和か―中国メディア

Record China    2015年8月24日(月) 7時32分

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21日、財経網によると、中国は将来的に人口抑制策より経済成長を優先し、出産制限をさらに緩和する可能性がある。写真は一人っ子政策のスローガン。

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2015年8月21日、財経網によると、中国は将来的に人口抑制策より経済成長を優先し、出産制限をさらに緩和する可能性がある。

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ブルームバーグ通信社が関係者の話として伝えたところによると、習近平(シー・ジンピン)国家主席の経済ブレーンは最近、医療、高齢者福祉、社会保障などの改革に重点が置かれる見通しを初めて表明。「一人っ子政策」などの出産制限が一部で緩和される可能性があると指摘した。

中国は現在、経済成長に頭打ちの兆しが見えており、労働者人口も過去数十年で初めて減少している。高齢化も加速しており、農村から都市へ出稼ぎする「農民工」の増加ペースも4年連続で鈍化し、高齢化も始まっている。労働力不足の時代が到来し、人件費の上昇も避けがたい。

中国がこれまで味わってきた「巨大人口による利」は失われつつある。今後は出産制限を緩和し、不足する労働力の補てんを狙う見通しだ。(翻訳・編集/大宮)

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