2015年8月21日、韓国・聯合ニュースは、中国証券市場の不安に「北朝鮮リスク」まで加わり、韓国の不渡りリスクが2年3カ月ぶりに最高となったと報じた。

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国際金融センターと市場調査会社マークイット（Markit）によると、韓国の5年満期外国為替平衡基金債券（外平債）のクレジット・デフォルト・スワップ（CDS）プレミアムが21日午後3時41分現在、東京市場で前日より9．30bp上昇し77．30bp（1bp = 0．01％）となった。デフォルトの危険指標である韓国のCDSプレミアムは2013年5月31日（79．02bp）以来の高水準を記録している。2013年5月と言えば、米国連邦準備制度（FRB）のバーナンキ元議長が量的緩和縮小に言及し、世界の金融市場が衝撃を受けた時期だ。CDSは債券を発行した国や企業が倒産したときの損失を補償するデリバティブに付ける加算金利（プレミアム）だ。 CDSプレミアムが高くなることは、それだけその国や企業の不渡りリスクが大きくなったことを意味する。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「第2のアジア通貨危機ということか？」

「1日も楽な日がない。庶民の生活は疲弊しきって地獄だ！希望も見えない」

「韓国が少しずつ潰れていっているような気がする」

「フィリピン、ベトナムよりも経済的に危険な国になってしまったかも」

「この状況で、金正恩（キム・ジョンウン）が韓国にミサイル一発でも撃ったら、証券市場が暴落して国の経済が破たんする」

「だから南北関係で緊張だけを助長するのではなく、平和な関係を維持する指導者が必要なのだ」

「不渡りが確実になったから、北朝鮮に責任転嫁しようとしているのではないか？」

「現政権下では乗り切る方法がないというのが悲しい」

「朴槿恵（パク・クネ）政権が韓国経済にとって最大のリスクだ」（翻訳・編集/三田）