Record China 2006年7月2日(日) 20時48分
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五体投地しながら巡礼する信者たち。
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2006年7月1日、青蔵鉄道が全線開通した。これについて専門家は、ただ「シルクロード」とチベットのラサを結ぶ、中国西部の新しい“黄金観光コース”が誕生しただけでなく、「チベット観光」が、中国における観光マーケットと強く結びつき、中国西部を環状的にめぐる、新たな観光コースの形成をいちだんと加速させたと指摘している。観光業界の関係者は、今回の鉄道の開通によって、これまでのような「海外旅行に行くより、チベットに行くほうが難しい」といった状況が改善され、チベットの観光業が「黄金時代」を迎えたと歓迎している。国内外の多くの観光客にとって、「チベット旅行」がもはやそんなに遠いものではなくなったからだ。
【その他の写真】
青蔵鉄道の沿線には、青海湖、昆侖山、ココシリ、三江源、蔵北草原、ポタラ宮など、世界的に有名な観光スポットがふんだんにあり、新しく誕生した「黄金観光コース」は、神秘的色彩と雰囲気に満ちた、世界でもトップクラスの景勝観光ルートである。真新しい線路は、青海チベット高原の果てしないゴビや真っ白な雪山、見渡す限りの草原と渾然と溶け合い、一つになる。そして、沿線の風景は限りなく美しく続き、そのすべてを見切れないほどである。さらには、野生保護動物のための「ココシリ自然保護」や「羌塘自然保護区」、あの偉大なる長江、黄河などの源流の景観も楽しめるのだ。
中国政府は、今後10年間に、総額500億元(約7500億円)を出資し、中国西南部を世界的な高級観光地の一つにすると発表した。中国の映像に精通した、私たち「Recordchina」は今回、日本のどこよりも早く、「青蔵鉄道全線開通」に関連したオリジナル写真をここに初公開する。
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