2015年8月23日、米ジョージア州の地元紙ゲインズビル・タイムズは、佐野研二郎氏のサントリーのキャンペーン賞品の一部にデザインの模倣があった問題で、元のデザインを制作したベン・ザリコー氏が佐野氏に謝罪を求めていると報じた。

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ザリコー氏は、佐野氏を提訴するかどうかについてはまだ検討中で、同氏に対して謝罪して金銭的補償をするなら、提訴はせず、佐野氏の名誉を守る機会を与えるつもりだと述べた。だが、佐野氏が名誉ある対応を取らなければ提訴することになるだろうとしている。また、この問題を取材するため、日本の複数のメディアがザリコー氏の事務所を取材したと語っている。

佐野氏をめぐっては、20年東京五輪公式エンブレムのデザインがベルギーの劇場のロゴを盗用したとして、ベルギーのデザイナーが国際オリンピック委員会（IOC）に対して使用差し止めを求める訴えを起こしている。（翻訳・編集/蘆田）