ツアー客に対するガイドの暴言が後を絶たず=買い物しない客に「詐欺じゃないの!」「買い物しないとご飯ナシ」―中国メディア

Record China    2015年8月29日(土) 1時40分

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26日、中国の国内旅行でガイドの横暴な態度が問題となっている。写真は雲南省。

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2015年8月26日、中国の国内旅行でガイドの横暴な態度が問題となっている。重慶晨報が伝えた。

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報道によると、24日に重慶市から雲南へ旅行に訪れたツアー客の中の1人の男性が、バスの車内でガイドの女性と口論になった。立ち寄った店で男性が何も購入しなかったことをガイドがとがめたのが発端だった。男性が「必要ないから今日は買わない」と言うと、ガイドは「じゃあ明日は?」と食ってかかる。男性が「教えない。これは私の秘密で権利だ」と答えると、ガイドは「そんなの詐欺じゃないの!」と激怒した。その後、バスの運転手が男性客の帽子を払うなどしてさらにヒートアップ。車内にいた幼い男の子は泣き出してしまったという。

こうした騒動は中国では珍しくない。多くの場合、ガイドや旅行会社はツアーで立ち寄る店から客の買い物に応じてコミッションを受け取っている場合が多いためだ。

5月には、同じく雲南を訪れたツアー客に対して、ガイドが「私には両親と子どもがいるのよ。あなたたちは買い物しなくて、良心がとがめないの?」と言い放った。6月にはマスコミと国家旅遊局の調査チームが3泊4日の体験ツアーに参加した際、ガイドが「買い物しないとご飯はナシ」と言ったという。また、先日には雲南でガイドが買い物に積極的でないツアー客に対して「お前たちは荷物か?」と暴言を吐いたことが問題になっている。

スマートフォンの普及により、証拠となる映像を撮影して簡単にネット上にアップロードできるようになったことで、問題が明るみに出るケースが増えているようだ。(翻訳・編集/北田

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