Record China 2006年7月1日(土) 11時28分
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北京駅で待機しているT27。
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2006年7月1日、試運転を始めるチベット鉄道・北京からラサまでを走破する列車、T27は、北京駅で最終的な調整が行われている。T27には航空機メーカーであるボンバルディア社の技術を導入した“航空機と同じ与圧設備”を持つ車両が投入され、空気中の酸素濃度を屋外より少し高い23.5%に維持する酸素供給するシステムを施されている。更にサービスの一環として、青海省(せいかいしょう)ゴルムド(格爾木)駅では乗客に酸素マスクが配られ車両に設置されている吸入口から、高濃度酸素をとる事ができる。高濃度酸素吸入により、疲労物質・乳酸が減少し血液の流れが良くなることから、生活習慣病の予防や改善、疲労回復、2日酔いの防止、美肌、ダイエットなどに効果があると言う実験結果が報告されている。列車から出るごみや排水は真空状態に圧縮し、主要駅で廃棄する方式を採用し、周辺環境の保全に配慮することにしている。 ( 注、日本の屋外の酸素濃度は、21%。)
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