日本人の小中学生が抗日戦争記念館を訪問、どよめく見学者=「この子たちは歴史を認めているのですか?」―中国

Record China    2015年8月29日(土) 12時36分

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29日、北京日報は、日本の小中学生が中国人民抗日戦争記念館を見学したと伝えた。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2015年8月29日、北京日報は、日本の小中学生が中国人民抗日戦争記念館を見学したと伝えた。

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報道によると、28日に大連の日本人学校に在籍する小学6年生〜中学2年生の20人余りが教師に連れられて記念館を見学した。小中学生らは中国語は読めないものの、一つひとつの展示物を真剣に見て、通訳を介した説明に耳を傾けた。

ある少女は、日本人から寄贈された日中の不戦と平和を誓う言葉が書かれた旗を携帯電話のカメラで撮影していた。

「見ろ、日本人だ」という声がささやかれるなど、日本の小中学生はほかの見学者の注目を集めた。ある女性が、通訳の女性に「すみません。この子たちはこの歴史を認めているのですか」と尋ねると、通訳の女性は「ここに来る日本人はみんな中国に非常に友好的です。私は彼らにできるだけ詳しく解説したいと思います。日本では広く知られていない歴史ですので、彼らはあまり知りません。今回の見学でこの歴史に対する直観的な感情を抱いてほしいと思います」と語った。

同行した日本人の教師は、今回の見学を計画した理由について、「子どもたちに日中友好の問題において正しい認識を持ってほしいと思ったから」と話した。また、日本の少年から「中国はどうしてこういう記念館を建てたのですか?」との質問に、前出の通訳は「人々に歴史を伝え、平和を大事にして、戦争を繰り返さないためです。皆さんが大きくなったら、世界平和に貢献してくださいね」と語りかけたという。(翻訳・編集/北田

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