抗日軍事パレード出席の朴大統領、天安門が新たな出発点に―韓国紙

Record China    2015年9月1日(火) 16時35分

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31日、韓国紙はこのほど、「天安門、朴大統領の新たな思考の出発点になる」との記事を掲載した。写真は北京に掲げられた抗日・反ファシズム戦争勝利70周年の看板。

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2015年8月31日、環球時報によると、「天安門、朴大統領の新たな思考の出発点になる」との記事を韓国・中央日報が29日に掲載した。9月3日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は中国の抗日・反ファシズム戦争勝利70周年を記念する軍事パレードに出席し、天安門上に登る最初の韓国大統領となる。

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韓国と中国は抗日の過去や関連する共通の歴史的価値観を有しているが、それ以外にも政治、経済、安全保障などの面で意思疎通を保つ必要性を持っていることが、朴大統領の軍事パレード出席の要因となっている。

天安門は中国のシンボルのような存在であり、歴代皇帝が軍の出征や凱旋(がいせん)を見届けた場所でもある。中国政府は軍事パレードで最新の兵器を披露する予定で、天安門上の朴大統領はそこで韓国の国防路線や国防自衛をいかに実現するか、さらに米国に依存しない独自の国防路線をどのように図るかなどを考えることになる。

朴大統領は天安門を新たな出発点とし、往年の祖先たちに思いをはせながら、今後の世代にどのような韓国を残していくかを考えるとともに、政治システムの改革を推し進める原動力とすることが期待される。(翻訳・編集/岡田)

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