Record China 2007年10月6日(土) 21時1分
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10月6日、少林拳の総本山「少林寺」は来年の北京五輪の特別種目「中国武術」に出場しない意向を表明。「少林武術は僧侶の修行のためのものであり、スポーツ競技と一線を画す」と説明した。
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2007年10月6日、少林拳の総本山「少林寺」は来年開催される北京オリンピックの特別種目「中国武術」に選手を派遣しない意向を正式に表明した。「僧侶の修行や鍛錬のため、体系的に発展してきた少林武術は言ってみれば文化遺産。点数化されるスポーツ競技にはなじまない」というのが理由だ。
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河南少林寺実業発展有限公司の銭大梁(チエン・ダーリャン)社長は「少林武術とは禅と武術の融合。歴史的には他流派と競い修練してきたが、競技とは意味が異なる。少林寺ではみな修行僧の身であり、スポーツの競技種目には参加しない」と、五輪出場をきっぱり否定した。
ただ同社長は、少林武術の流れを汲む武術学校からの出場はありうること、また、セレモニーでの演武を正式に要請されれば参加する用意があることを明らかにし、何らかの形で五輪に協力する姿勢を強調した。(翻訳・編集/WF)
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