2015年9月2日、韓国・聯合ニュースは、韓国の歴史教師が政府の歴史教科書国定化推進の動きに強く反発していると報じた。

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全国歴史教師会所属の教師2255人は2日に声明を発表し、「政府が公言した1つの歴史解釈を学ばせる国定教科書は、歴史教育の本質に真っ向から反する」と主張した。彼らは現職教師の過半数が歴史教科書の国定化に反対しているという調査結果を例に挙げ、「教育部はさまざまな検定教科書が発行できる方向に政策を転換しなければならない」と求めた。また、「教育部はバランスのとれた教科書を強調しているが、真実は国定教科書を介して親日と独裁を美化し、（過去の歴史を）希釈しようとしている」などと批判。「政府が国定教科書を発行する場合、大々的な不服従運動と国定教科書廃止運動に乗り出す」と警告した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「教科書国定化？韓国はいつから共産国になったのだ？」

「最近政府は言論統制やら情報操作で忙しいね。少なくとも現政府が近現代史の扱いに中立だと思うか？よく考えてみてくれ」

「国家のアイデンティティーを否定する全教組のやつら。まさに北朝鮮が好むような連中だ」

「左派教師を入れ替えることが先決だ」

「大韓民国の歴史教師に反対する名分や資格があるのか？」

「わずか2000人程度か。笑えるね」

「歴史教科書は国定にする方がよい。現状を見てみろ、左寄りではないか」

「韓国は日本に国を奪われたときに、すでに滅びてしまっている。いまさら何が歴史教科書だ」

「どうせ卒業したら歴史なんて全部忘れてしまうのに、ご苦労な事だね」（翻訳・編集/三田）