韓国の出生率は世界最下位、高齢化率は世界1位=韓国ネット「若者は世の中を見切ってしまった」「高コスト社会が根本的な原因」

Record China    2015年9月8日(火) 21時50分

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6日、韓国では世界最下位圏の出生率に高齢化が重なり、憂鬱な見通しが続いている。写真はソウル。

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2015年9月6日、韓国のテレビ局TYNによると、韓国では世界最下位圏の出生率に高齢化が重なり、憂鬱な見通しが続いている。

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韓国統計庁によると、2010〜2014年の韓国の合計特殊出生率(女性1人当たりの生涯出産人数)は1.23で、世界の最下位を行き来している。一方、韓国産業研究院(KDI)がOECD34カ国の人口構成を分析した結果、高齢化の速度(高齢化率)は韓国が世界1位だった。このような結果を受け、韓国国会立法調査処がシミュレーションしたところ、2024年には高齢者人口が国民全体の20%となり高齢化社会に突入し、2049年には10人のうち4人が高齢者となる。一方、生産年齢人口は徐々に減少し、2079年には高齢者扶養率(生産年齢人口15〜64歳に対する65歳以上人口の比率)が96となる。つまり若者1人が高齢者1人を扶養しなければならない状況になるということだ。しかし、大学を卒業するまでは生産活動を行わず、50代で現役を引退する現実を考慮すると、実際の高齢者扶養率は2035年に1:1になるという見通しもある。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「今の若者は、未来への不安と責任回避などで、結婚と出産に懐疑的な反応を示している。そのような姿を見ると、世の中をあまりにも早く見切ってしまったように思えて切ない」

「一人で暮らすにもギリギリだ。子供はおろか結婚自体をあきらめた」

「子供を作っても、苦しみを与えるだけだからな」

「奴隷のような身分は、もう私の代で終わらそうと思っている」

「韓国では人が生きていくこと自体が難しい。そのような中で出生率を上げろと言っても無理だろう」

「なぜ子供を産まないか、正確な原因を見つけて解決しなければならない。育てること自体の大変さもあるが、食べいくためには育児に専念することができず、子供の将来も不確実だ。結局は高コスト社会が少子化の根本的な原因だ」

「お金や能力がある者たちは子供を産んで育てられる。そうでない者にはできない」

「家庭に集中することができないような仕事や文化、教育のスタイルが未婚を増加させ、少子化を加速する原因だと思う」

「ヘル朝鮮(生活しにくい韓国を表す言葉)では、子供を産むこと自体が虐待だ」

「ヘル朝鮮でこれだけ出生率があることがむしろ幸いだ」(翻訳・編集/三田)

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