2015年9月8日、環球時報は韓国メディアの報道を引用し、韓国の男女比で女性が男性の人口を上回ったと伝えた。

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報道によると、韓国当局が6日に発表した人口統計データによると、今年6月韓国女性は男性より500人近く多くなり、8月には4800人以上の差となった。韓国で女性の人口が男性を上回るのは、1960年代後半に人口統計を開始して以来初めてのこと。

原因について韓国の専門家は、「老齢化現象の加速が主因。女性の平均年齢は男性より約7年も長い。さらに、男尊女卑の考えが薄くなっていることから、女児とわかっても堕胎する人が減ったことも男女比の逆転に影響した」と指摘する。

近年韓国は女性の教育や社会進出を推し進め、高学歴者や女性公務員が増加。人口も女性が多くなったが、専門家は依然として女性の地位は低いと指摘する。

こうした祖国の現状に一部の韓国ネットユーザーは隣国と比較している。中には、日本や中国でも男女比のアンバランスが生じており、こうした現象により浮き彫りとなった日中の問題は韓国が参考とすべきだとする声も聞かれている。（翻訳・編集/内山）