Record China 2015年9月11日(金) 14時21分
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7日、韓国・朝鮮日報は中国が2016年に世界最大の産業用ロボット生産国になると報じた。資料写真。
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2015年9月7日、中国・参考消息(電子版)によると、韓国・朝鮮日報は中国が2016年に世界最大の産業用ロボット生産国になると報じた。
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国際ロボット連盟(IFR)の統計によると、2000年にわずか930台だった中国の産業用ロボットの稼働台数は、13年に12万台超へと急ピッチで増え、日本、北米、ドイツ、韓国に次ぐ世界5位の規模となった。16年には韓国とドイツを抜いて世界3位になるとみられている。
産業用ロボットの販売台数では、中国は13年にすでに世界一となっている。同年の中国での販売台数は3万6560台で、世界市場の20%を占めている。
中国国内での生産数も近い将来、世界一となるだろう。13年の中国の生産台数は2万5000台で、日本と北米に次ぐ規模だった。IFRは、16年に3万8000台となり、世界最大の産業用ロボット生産国になると推計している。中国国内で生産される産業用ロボットの9割は欧州や日本など外国企業によるものだ。
中国の業界メディアは、産業用ロボット生産が急ピッチで増える背景について、「高騰する給与水準、農村の余剰労働力の減少、経済活動人口の減少」の3つを挙げている。中国の製造業の従業員の平均年収は、08年の1万6443元(約30万円)から13年には3万2035元(約60万円)へと、5年でほぼ倍増している。
産業研究院の資料によると、12年の製造業労働者1万人当たりのロボット台数では、中国は23台と世界平均の58台の半数に満たず、韓国の396台、日本の332台、ドイツの273にははるかに及ばなかった。だが現在は、自動車や電子などの業界を中心に、ロボット使用が急拡大している。(翻訳・編集/柳川)
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