Record China 2015年9月10日(木) 7時22分
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8日、韓国のテレビ局SBSによると、韓国空軍の主力戦闘機KF−16が存続の危機に立たされている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は韓国軍。
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2015年9月8日、韓国のテレビ局SBSによると、韓国空軍の主力戦闘機KF−16が存続の危機に立たされている。
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韓国空軍は2014年から毎年、KF−16の主な性能を改良するため1兆8000億ウォン(約1800億円)規模の予算を計上していた。戦闘機の頭脳にあたるコンピューターと、イージス艦や早期警戒機などと情報共有する戦術データリンク、そして敵味方識別装置(IFF)が主な改良対象だった。ところが、性能改良を引き受けた英航空・防衛大手BAE社が、事業費を1兆8千億ウォンから2兆6千億ウォン(約2600億円)への値上げを要求したため、性能改良事業が中断している。
米国と同盟国のIFF動作モードが20年からモード4からモード5に変わる予定だ。すべての戦闘機はIFFの信号を受信し、100〜200キロ離れていても味方機を識別できるが、改良を行えないKF−16はこの機能を使うことができない。韓国空軍は「性能改良事業を来年開始しても、20年の段階では80%以上のKF−16が、相手の戦闘機を識別できなくなる」と懸念している。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「戦闘機の交換でもあるまいし、性能改良のみで1兆8000億ウォンだって?」
「そんなことも独自にできないのか?一体軍隊が持っている技術って何があるんだ」
「早く国産機をつくれ」
「これでKFX(韓国型戦闘機)事業を必ず成功させなければならないことがよく分かっただろう」
「果たしてそれは本当にBAE社の要求か?目に見えない手が伸びてきているのではないか?」
「どうしようもない関係者を処分した方が、解決が早いのではないか」
「北朝鮮空軍が立ち遅れていてよかった。そうでなかったら制空権を奪われるところだった」
「こんなに面倒なんだったら、もう米国製の戦闘機を買うのはやめよう。ヨーロッパ製でも良いではないか」
「今後BAE社とは絶対にビジネスをしてはならない。とてつもなく値段を釣り上げて、強盗のような連中だ」
「飛行機にペンキを塗って、色で識別すればいい」(翻訳・編集/三田)
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