Record China 2015年9月12日(土) 16時14分
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6日、中国・広西チワン族自治区桂林市在住のある青年が、超絶技巧の折り紙作品を次々と発表して話題となっている。写真は3万ユーロの値がついたカマキリ。
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2015年9月6日、中国・広西チワン族自治区桂林市在住のある青年が、超絶技巧の折り紙作品を次々と発表して話題となっている。チャイナフォトプレスが伝えた。
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1990年代生まれの秦坤(チン・クン)さんは幼少のころから折り紙が大好きだったが、本格的に技術を極めようと思い立ったのは2003年のこと。それまで会社員やフォトグラファーとして仕事をしていたが、それらもすべて辞めて創作活動に専念することにした。06年にはインターネットを通じてフランスの折り紙アーティストと知り合い、彼に天賦の才能を見込まれ、彼に師事して技を磨いたという。その後、畜産を学ぶためにある農業学校に入学。そこでさまざまな動物の骨格や筋肉、毛並みや姿勢について観察を深めた。それからはひたすら自宅で折り紙を作る日々が続いている。
作品は動物から人物などをモチーフとし、もはや折り紙の枠を越えた複雑で精巧な造形をしている。もちろん、使用する素材は正方形の紙1枚。切ったり貼ったりすることはせず、ただ「折る」ことだけで制作する。そのためには複雑な設計図を準備することが必要で、作品一つ当たりの製作期間は1カ月以上だという。最近の大規模な作品は、3メートル四方の紙で40日をかけて制作した巨大な馬。
近年は国内外に作品を販売することもしている。当初の売り値は数千元程度だったが、最近では1点あたり数万元(約20〜170万円)になる。これまでに最も高かったのはカマキリで、3万ユーロ(約400万円)の値が付いたという。(翻訳・編集/愛玉)
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