韓国の「マナー男」を探せ!警察が公開手配=韓国ネット「韓国で暮らすのも悪くない」「世知辛い世の中になった」

Record China    2015年9月11日(金) 0時8分

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9日、韓国で通りすがりのおばあさんに小さな親切を施した「マナー男」の報道に、韓国のネットユーザーから数多くのコメントが寄せられている。写真はソウル。

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2015年9月9日、韓国・聯合ニュースは、韓国の警察がフェイスブックを通じてある男性の「公開手配」を開始したと伝えた。警察が男性に付けた別名は「マナー男」。なぜこの名が付いたのか、それを示す映像が、警察車両に搭載されたブラックボックスに偶然にも捉えられていた。

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先月13日、光州広域市のある三叉路。車がスピードを出して往来する信号のない横断歩道を、若者とおばあさんが寄り添って渡る。運転手がこれに気付きブレーキを踏むと、若者は運転手に頭を下げ、おばあさんのゆっくりとした歩みに合わせて道を渡り終えた。すると若者はおばあさんにあいさつをして、別の方向に去って行った。

警察は「小さなことではあるが、誰もができるものではない」として若者に感謝状を贈るべく、映像を公開して市民からの情報を募ることにした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは1000件を超えるコメントが寄せられている。

「こういう若者がいてくれるから、韓国で暮らすのも悪くない」

「立派だ。警察は必ず探し出して感謝状をあげて。就職するとき、この感謝状1枚が大きな力になってくれれば…」

「運転手にお辞儀をして、おばあさんにもあいさつをして。まさにマナー男だね」

「同世代として心から尊敬します。感動しました」

「誰でもできると口では言えても、実際にやるのは難しい。称賛されるべき行動だ」

「1980〜90年代には特別なことではなかった。最近は世知辛い世の中になったから、こういうささいなことでも感動的なんだね」

「当然のことでも感謝状まであげるようになったとは、悲しい現実だ」

「当然だと言う人たちは、普段の自分の行いが果たしてそこまでできているか考えてほしい」

「親切な市民賞をあげたい」

「善い行いに拍手もできない人が、世間から認められることはない」

「待ってあげた運転手もマナー男だね」(翻訳・編集/和氣)

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