2015年9月11日、環球時報は記事「世界の国々、9割で男女の不平等＝最悪評価はサウジアラビア」を掲載した。

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英紙ガーディアンによると、世界銀行は9日、報告書「女性、商業、法律：平等の実現 2016」を発表した。世界173カ国の法律を調査し、女性の経済的地位に対する不平等な項目がどれだけあるかを調べた内容だ。例えば18の国で女性の就業は夫が決められるとの規定が、19の国で夫の命令には服従するという規定があった。

最悪の評価を受けたのはサウジアラビア、ヨルダン、イラン、アフガニスタン、イエメンの5カ国。全体の9割以上の国々でなんらかの不平等な法律があった。もっとも改善が進んでいることも事実で、25年前には7カ国でしか導入されていなかったドメスティックバイオレンスの規制法が現在では127カ国で成立している。（翻訳・編集/増田聡太郎）