韓国の中国路線でフライト遅延が年々増加、国内線も連鎖遅延―韓国メディア

Record China    2015年9月15日(火) 9時8分

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14日、韓国発着の国際線で発生する遅延の半数近くが中国路線であり、韓国の国内線がその影響を受けている。写真は中国の空港のフライトインフォメーションボード。

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2015年9月14日、韓国・亜洲経済(中国語電子版)によると、韓国発着の国際線で発生する遅延の半数近くが中国路線で、韓国の国内線がその影響を受けている。

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韓国の李老根(イ・ノグン)議員が14日、国土交通部から提出を受けた資料によると、今年1〜8月の国際線の遅延回数は計9972回で、その49%(4871回)が韓国と中国を結ぶ路線によるものだった。

現行の規定では、国際線では1時間以上、国内線では30分以上遅延した場合、記録として残されることになる。

中国路線の遅延回数は11年の3300回余りから、12年に4300回余り、13年に5000回余り、14年に5700回余りと増え続けている。

韓国国土交通部は、航路混乱の主な要因は中国路線の日常的な遅延によるものとの認識を示している。中国の航空会社だけで現在50社余りあり、韓国の大韓航空とアシアナ航空もそれぞれ中国へ30路線運航している。

韓国の国内線の遅延回数は12年の1万3000回余りから、13年に1万7000回余り、14年に2万4000回余り、今年1〜8月に2万1000回余りを記録している。

国内線の遅延理由は、「連鎖的な遅延」が「気象」「整備」「航路混雑」を大きく上回っている。

韓国の国内線における「連鎖的な遅延」の発生回数は、12年が1万752回、13年が1万4761回、14年が2万2461回、今年1〜8月が1万9817回だ。

「連鎖的な遅延」が遅延全体に占める割合は、12年が82%、13年が86%、14年が90%、今年1〜8月が93%と増加傾向にある。

李議員は「1つの便が遅延すれば、少なくとも100人超の乗客に不便をもたらすことになる。中国路線とそれに伴う韓国国内線の遅延が頻発していることについて、対策を探さなければならない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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