韓国初の2階建て通勤バス導入へ、安全性は合格だが…=韓国ネット「乗ってみたい!」「せっかちな韓国人が安全に運行できるかな」

Record China    2015年9月18日(金) 10時45分

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16日、通勤時間帯の混雑が深刻な首都ソウルと近郊を結ぶバスに、韓国の路線バスとしては初めて2階建て車両が導入されることになり、試験運行が始まった。写真はソウルのバス停。

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2015年9月16日、韓国・KBSテレビによると、通勤時間帯の混雑が深刻な首都ソウルと近郊を結ぶバスに、韓国の路線バスとしては初めて2階建て車両が導入されることになり、試験運行が始まった。

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韓国京畿道が注文製作した2階建てバスは、従来型車両の1.5倍の客を乗せることができる。高速道路を走るにもかかわらず、これまで通勤時間帯や終バスでは立って乗らざるを得ない客も多かったが、自治体では混雑解消効果を期待する。運転手の目が届きにくくなる問題には、車内に監視カメラ7台を設置することで対応。また、高速道路でも平均時速70キロを守り、車体の傾きや転倒を防ぐという。

このように安全には配慮されているが、快適性はいま一つのようだ。法律により車体の高さが4メートルに制限されるため、2階部分は天井まで170センチしかない。車いすの乗車スペースも従来型より狭く作られている。こうした点についてバスメーカーでは、自治体と協議して改善していきたいとしている。京畿道は、郊外と都心を結ぶ2路線で今月末から9台を導入する計画だ。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「普通のバスより人がたくさん乗るからか、あまりスピードを出さないんだね。でも、欠点を少しずつ補完して、2階建てバスの運行を増やしてほしい」

「『立ち席』がないなら、2階の高さが170センチでも問題ない」

「乗ってみたい!」

「運転手も客もせっかちだから、ちゃんと安全に運行できるか心配」

「2階建てバスについては、英国で聞けばよく分かるのでは?」

「良い前例になってほしい」

「たったの9台(笑)。ふざけてるのか。典型的な机上行政だね」

「香港では2階建てはもちろん、街中の小さなバスでもきちんと定員を守ってるよ」

「香港やバンコクでは2階建てバスの転倒事例が多いらしいけど、大丈夫か?」

「韓国では、最初の物はみんな『合格』」

「そうだ、今度こそ安全第一で頼むよ」(翻訳・編集/和氣)

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