活動再開のダンスユニットENERGY、辛酸なめたアディが母親と号泣―台北市

2007年10月10日、ダンス系アイドルユニットのENERGYが、ニューアルバム「天生反骨」の発表記者会見を行った。

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ENERGYはメンバーの脱退などが原因で、昨夏のアルバム「猩人類」発売以降、ほぼ消滅状態だった。今回、新メンバーを迎えて再スタートを切った4人だが、メンバーのアディ（阿弟）は仕事が無かった空白期間について、「お金が無くて、ほとんど引きこもり状態だった」と話し、この日応援に駆けつけた母親と、ステージ上で抱き合って涙を見せた。

アディの父親はすでに75歳だが、息子の将来を考えて、ENERGYが大ブレイク中も部品販売の仕事を続けていたという。仕事が無い息子に胸を痛めていた母親は、活動再開について「誰よりも嬉しい」と話していた。親子の姿に、所属事務所関係者や集まった記者からも、すすり泣きの声が上がっていた。（翻訳・編集/Mathilda）