2015年9月23日、華商報によると、香港を旅行で訪れた中国陝西省の団体ツアー客が宝飾店に約3時間足止めされ、買い物を強要されていたことが分かった。

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このツアーはある自動車販売会社が顧客の参加を募って実施したもので、旅行代金が無料なことから40人余りが参加した。ツアー客の1人によると、問題が起きたのは今月19日。現地のガイドに案内された宝飾店に入った後、入り口が閉められ、ガイドから絶対に何かを買うよう要求されたという。ある男性は「4000元（約7万5000円）以上する商品を嫌々購入した。もし何も買わなければ外に出ることができない状況だった」と話しており、別の女性も「買い物を終えた客は店内のある場所に集められ、何も買っていない客はずっと品物を選ばなければならなかった。これが3時間近く続いた」と語っている。

これに対し、旅行会社の責任者は「強制的な買い物は現地のガイドがセッティングしたこと。今後同様の事態が起こることを防ぐために、1人につき100元（約1800円）を現地ガイドに支払うことにした」と説明。さらに、香港側との話し合いの結果、購入した商品の返品準備を進めていると述べている。（翻訳・編集/野谷）