中国人にフォルクスワーゲンを責める資格があるか?国産車の悪質な改造、偽造の方が深刻だ―中国メディア

Record China    2015年9月25日(金) 6時12分

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23日、一財網は独自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス規制不正問題で「中国人にVWを責める資格があるのか。国産ディーゼル車の悪質な改造、偽造の方が深刻だ」との記事を掲載した。

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2015年9月23日、中国メディア・一財網は独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の最高経営責任者(CEO)で取締役会長のマーティン・ビンターコルン氏がこのほど、米国で販売したディーゼルエンジン車に排ガス規制を不正に逃れるソフトウェアを使った問題で辞任したことを受け、「中国人にVWを責める資格があるのか。国産ディーゼル車の悪質な改造、偽造の方が深刻だ」との記事を掲載した。

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自動車業界アナリストの一人は言う。「われわれ中国人にVWの不正を責める資格などない。中国のディーゼル車は不正な改造、偽造が野放しで深刻だからだ。VWは調査を受けて過ちを認め、改善する意志を表明した。しかし、中国で不正を続けている自動車企業が罰を受けたのを聞いたことがあるか?」

中国政府は現在、ディーゼル車による窒素酸化物、炭化水素、一酸化炭素、微粒子物質の排出制限強化を推進している。しかし、規制は徹底されておらず、多くの企業が不正行為に手を染めている。車体が基準をクリアしていても、運転手が不正を行うケースもみられる。(翻訳・編集/大宮)

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