「地下鉄車内では水を飲むことも禁止」=南京市の条例、1年経っても依然として物議―中国

Record China    2015年9月30日(水) 15時38分

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28日、中国メディア・現代快報は、江蘇省南京市の地下鉄で飲料を口にした夫婦が注意され物議を醸していると伝えた。写真は南京市の地下鉄。

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2015年9月28日、中国メディア・現代快報は、江蘇省南京市の地下鉄で飲料を口にした夫婦が注意され騒動が物議を醸していると伝えた。

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2014年7月から、南京市では、車内での飲食の禁止条例を実施。注意を聞き入れれば注意だけで済むが、反省がなく禁止行為を繰り返すと罰金が科せられるという。同条例により地下鉄車内で飲食する人は大幅に減少したが、先日同市の地下鉄車内で飲料を口にした夫婦が条例に違反したとして取り締まりを受けた。

取り締まり後、同氏公安局はSNSの公式アカウントで、地下鉄車内では水を含む飲料を飲むことも禁止と喚起。同条例に関しては当時から賛否両論が聞かれ、「通勤ラッシュ時に飲み物を手にしていれば、それがほかの人にかかる可能性もある」「飲料がこぼれたら、車内の衛生状態が悪くなるだけでなく、転倒の原因にもなりえる」と禁止を支持する意見が聞かれる一方で、「においがする食べ物は禁止しても理解できるが、飲み物は理解できない」「長い時間地下鉄を利用する際、喉が渇いたらどうする」と反対の声も絶えない。

こうした物議に当局は、「飲料は下車してから飲んでほしい。ただ、薬を飲む際や幼い子どもが水を飲む場合は、臨機応変に対応する。長時間の乗車で喉が渇いた際は、車両がホームに停車している時間を利用して飲んでほしい」と述べている。(翻訳・編集/内山

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