中国の人口、17年ピークに急減か=GDP減少も―中国メディア

Record China    2015年10月2日(金) 14時57分

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28日、第一財経日報によると、中国の人口は17年をピークに急速に減少を始める可能性が出ている。写真は中国の高齢者と子ども。

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2015年9月28日、第一財経日報によると、中国の人口は17年をピークに急速に減少を始める可能性が出ている。

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国連が発表した報告書「世界人口見通し2010改訂版」によると、出生率を最も低く見積もった場合、中国の人口は17年に約13億6000万人のピークに達した後、急速に減少を始める見通しだ。専門家は「人口減少が始まる時期は、政府の人口政策と出生率で変わってくる。しかし、国連の見通しはおおむね正確だろう」としている。

また、少子化は未来の消費力の低下と労働力の減少を意味する。統計によると、中国の労働人口は11年をピークに減少が続いている。労働人口が減れば社会保険料を払う人口も減る。高齢化の圧力は過去になく巨大になる。さらに消費、産業構造の変化も招くことになる。

人口学者は「少子化が原因となる高齢化、経済の萎縮は長期的に負の影響をもたらす。人口減少は需要と消費を萎縮させ、国内総生産(GDP)の減少すら起きかねない」と警告している。(翻訳・編集/大宮)

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