2015年9月30日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の金融市場を酷評した世界経済フォーラム（WEF）の「国家競争力評価」に対し、韓国金融委員会が公式に反論した。

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韓国金融委員会は30日、WEFの金融部分評価関連報道に対し、「韓国金融の現状を示す客観的指標は、WEFの評価結果よりも良好な水準だ」と反論した。WEFは韓国の金融市場の成熟度順位を調査対象140カ国のうち87位とし、昨年（80位）より7階段下げ、事実上韓国を金融後進国と評価した。特に今年の韓国の順位は、ウガンダ（81位）やナイジェリア（79位）、ガーナ（76位）など、アフリカ諸国やインドネシア（49位）などの発展途上国よりも低かった。韓国金融委員会は、「WEFの評価が自国企業対象のアンケート調査を中心に構成されており、満足度調査の性格が強く、国家間の客観的比較にも限界がある」などと指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「反論しても変わらない。どうせ雑音程度にしか扱われない」

「やめてくれ。井の中の蛙だ。恥ずかしい」

「正しい指摘じゃないか。何も間違っていない」

「金融規制がひどすぎて、このような結果をもたらしたのだ。謙虚に反省しなさい」

「ネットショッピングなどに用いる個人認証システムを見ても立ち遅れていることがわかる」

「家計の借金を増やし続ける韓国が良く見えるはずない。それより、昨年の順位が80位だったことの方が驚きだ！」

「韓国銀行（中央銀行）の責任者はこの結果に責任を取るべき」

「金融競争力が問題なのではなく、国家の腐敗度が問題だ。国民のお金がどこかに漏れ出ている」（翻訳・編集/三田）