中国主席の訪米「五つの成果」=「人権」も入る―中国メディア

Record China    2015年9月30日(水) 6時58分

拡大

29日、中国メディアは習近平国家主席の訪米の「五つの成果」を挙げた。写真は主席の訪米を歓迎するニューヨークの広告。

(1 / 2 枚)

2015年9月29日、参考消息網は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪米の「五つの成果」を挙げた。習主席は「民主と人権は人類が共通して追い求めている。同時に各国の人民はそれぞれの国が選んだ発展の道を尊重しなければならない」と述べた。

その他の写真

訪米の成果の一つ目は「インターネットの安全」だ。米中が対立する点でもあるが、双方は対話の機会を設けることで一致。ホットラインの開設や当局者の定期会合を開くことで合意した。

二つ目は「地球温暖化問題への対応」だ。両国首脳は共同声明で、自動車の排出ガスの新基準を策定し、19年から適用すると表明した。

三つ目は「経済」だ。中国側は人民元安回避を約束し、米国側は中国が市場改革が実現すれば、人民元の国際化へはずみになるだろうと表明した。

四つ目は「南シナ海問題」だ。習主席は南沙諸島が中国の領土であることを改めて強調。領土主権を守ることが合法であり、正当な海洋権益を主張した。

五つ目は「人権」だ。米国は長く中国の人権状況、言論の自由の現状を批判してきた。習主席は「民主と人権は人類が共通して追い求めている。同時に各国の人民はそれぞれの国が選んだ発展の道を尊重しなければならない」と語った。(翻訳・編集/大宮)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携