「悪辣な敵」「恥を知れ」米大統領選候補による中国批判がエスカレート―米国

Record China    2015年9月30日(水) 8時19分

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28日、環球網は記事「米大統領候補による口さがない中国批判、墓穴を掘らないよう注意をとメディア」を掲載した。共和党の候補者レースでリードするトランプ氏は「悪辣な敵」と中国を罵倒した。

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2015年9月28日、環球網は記事「米大統領候補による口さがない中国批判、墓穴を掘らないよう注意をとメディア」を掲載した。

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米国では民主党、共和党それぞれの大統領選候補者選びが始まっている。前回同様、エスカレートしているのが中国批判だ。共和党の候補者レースでリードするトランプ氏は「悪辣な敵」と中国を罵倒した。民主党のクリントン氏は習近平(シー・ジンピン)国家主席が国連で女性の権利向上に関する会合を開催したことについて、「恥知らず」とSNSに書き込んだ。中国当局が女性権利団体の活動家5人を拘束したことを痛烈に批判する内容だ。

中国国際関係問題研究院の楊希雨(ヤン・シーユー)教授は米国では大統領選のたびに候補者が中国を激しく批判する光景が繰り返されるが、実際に政権についた後は協力路線に変わるのが常だと解説している。米紙ニューヨーク・タイムズは発言に注意するべきだと警告、過激な言葉が米国の国家利益を損ねる可能性もあると懸念している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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