Record China 2015年10月1日(木) 6時36分
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30日、中国では1日から国慶節の大型連休が始まり、多くの中国人が日本を訪れるとみられている。そうしたなかで、受け入れる側の日本もさまざまな対応を迫られている。写真は京都。
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2015年9月30日、中国では1日から国慶節(建国記念日)の大型連休が始まり、多くの中国人が日本を訪れるとみられている。そうしたなかで、受け入れる側の日本もさまざまな対策を講じている。
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京都は中国人に人気の観光地の一つだが、中国のインターネット上で「京都のあきまへん」というマナー指南のパンフレットが話題になっている。このパンフレットは、京都を観光する際の禁止事項について解説したもので、京都市とトリップアドバイザーが発行したものだ。英語版と中国語版がある。
その内容には、「歩きたばこ」「許可なく舞妓さんを撮影する」「飲食店に飲み物を持ち込む」「チップを渡す」「自分でタクシーのドアを開閉する」「ごみをポイ捨てする」「靴のまま畳にあがる」「列への割り込み」「(予約した)レストランのドタキャン」「横に広がって歩く」「優先席を占領する」「神社やお寺で大声で騒ぐ」「撮影禁止の場所で撮影する」「帽子やサングラスをしたまま参拝する」などがある。
こうした注意喚起について、中国のネットユーザーからは、「学ぶに値する」「郷に入ってはやはり郷に従うべきだ」「知らなかったのが結構あるな」と謙虚にとらえる声がある一方、「差別的じゃないか」の声も。しかし、そうしたコメントに対して、「一部の中国人の発言はおかしい。こういう注意書きが日本語と英語だけで書かれていたら『なぜ中国語で書かないんだ。差別だ』と言い、中国語で書かれていたら『なぜわざわざ中国語で書くんだ。中国人へのあてつけか』と言う」といった指摘もある。
一方で、「ここで言っているのは日本特有の習慣だ。たとえばタクシーのドアとか。これを知らないからってルール違反とは言えないだろう」「京都で5日間、公共交通機関を利用したけど、日本人は全然お年寄りに席を譲らなかったので、いつも私たちが譲っていた。電車の中で大声で騒ぐ日本の若者もいた。日本語版も必要じゃないのか」といった声も寄せられている。
中国人観光客のマナー違反は確かに目につくが、この問題に限らず日本人にもマナーを意識しない人がいるのは事実。外国人観光客のマナーの問題は、受け入れる側の日本人自身のマナーについて考え直す良い機会になるかもしれない。(翻訳・編集/北田)
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