台湾総統、中国との統一協議に言及=「双方の差は確実に縮まってきたが、今話し合っても無駄」―米メディア

Record China    2015年10月4日(日) 0時25分

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10月2日、台湾の馬英九総統は中国との統一問題について「協議するには機が熟していない」と語った。写真は台湾の中正記念堂です。

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2015年10月2日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統はこのほど、中国との統一問題について語った。

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ロイター通信の取材に応えたもの。馬総統は自らの就任時に緊張していた中台関係が、その後協議を重ねることで平和的に安定したと主張。過去7年に23項目について署名に達したとして「小さな問題はあっただろうが、大きな問題はなかった」と話した。

中国との統一問題を語る時期について、馬総統は「双方の差は確実に縮まってきたが、核心的な問題の一部でいくらかの距離がある。解決方法のまだ見えない問題について、今討論する必要はない。交流を重ねて互いの距離を縮め、近づき合い、仮に双方が前向きに話し合い、問題の解決が比較的容易にできる時にならなければいけない。今話し合っても無駄で、結果は出せないだろう」と語った。

現在の中国について、馬総統は「今の中国の経済、社会をみれば、以前より自由になっている。株式市場も活発で30年前には考えられなかったことだ」と述べた。(翻訳・編集/大宮)

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