2015年、世界一の観光大国へ―中国

2007年10月15日、国家旅游局の邵チー偉（シャオ・チーウェイ）局長は改革開放以来急速な発展が続く中国旅行業の現状について発言した。

【その他の写真】

2006年、海外から延べ1億2494万人の旅客が訪問、339億ドル（約4兆700億円）の外貨収入を上げた。それぞれ前年比3．9％、15．9％の増加となっている。国内旅行客も同15％増の延べ13億9000万人、売上同17．9％増の6230億元（約10兆円）と大きな成長を遂げている。海外への旅行客は3452万人と前年比11．3％増加した。旅行業界の総売上は8935億元（約13兆8000億円）と前年比16．3％の成長を記録した。

邵局長は、中国が世界第4位の観光客受け入れ国、海外旅行客数はアジア最大になったと指摘、また国内旅行市場の規模は世界最大に成長した。今後もこの急速な発展は続き2015年には世界最大の観光客受け入れ国になる見通しだ。（翻訳・編集/KT）