世間を騒がした残虐事件、「白鳥毒殺事件」の公判始まる―河南省霊宝市

Record China    2007年10月17日(水) 11時28分

拡大

15日、河南省霊宝市人民法院で、白鳥毒殺事件の公判が開かれた。同事件は昨年末に河南省三門峡市で、国家保護動物である白鳥を毒殺する残忍な事件だとして多くの注目を集めた。写真は毒にあたった白鳥の救助作業。

(1 / 5 枚)

2007年10月15日、河南省霊宝市人民法院で、白鳥毒殺事件の公判が開かれた。昨年末、白鳥の大規模な生息地として知られる三門峡市で10羽以上もの白鳥の死骸が見つかった。調査の結果、毒物で殺害されたことが明らかとなった。事件は、報道後に大きな注目を集め、国家林業局など関係部門はただちに調査を開始した。山西省永済市の農民・趙乃順(チャオ・ナイシュン)を逮捕した。

その他の写真

趙は国家二級保護動物である白鳥37羽を毒殺、1羽あたり150元(約2400円)の価格で霊宝市の農民・張躍林(チャン・ユエリン)に販売していたという。張は羽毛などを販売し、3000元(約4万8000円)の利益を上げていた。今年5月、懲役13年、罰金5万元(約80万円)、違法所得3000元の押収の判決を受けている。

15日の公判で、検察は、国家保護動物の毒などその罪は重いとして、趙の刑事責任を厳しく追及した。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携