日本のツアーガイドにチップを支払わなくてもサービスが低下することはない、それはなぜか?―中国ネット

Record China    2015年10月6日(火) 23時19分

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5日、中国のインターネット上に「どうして日本のガイドは、客に“魔の手”を伸ばさないのか?」と題する文章が掲載された。写真は富士山。

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2015年10月5日、中国のインターネット上に「どうして日本のガイドは、客に“魔の手”を伸ばさないのか?」と題する文章が掲載された。

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中国では、ツアーガイドと客との間で起こるトラブルがたびたび報じられている。この文章の筆者は、日本のサービス業が細やかで辛抱強い点で高い評価を得ていることやチップを払わなくても良好なサービスが受けられる点を紹介し、チップについては旅館や山の中にあるトイレなど一部のケースを除いて不要だと説明。その上で「日本のガイドはチップを受け取らないが、サービスの質が下がることはない」と述べ、この理由として旅行業界のし烈な競争を挙げた。

また、ガイドの客に対する振る舞いは丁寧で、地元ガイドの中にはその土地に伝わる民謡を自発的に披露する人もいると指摘。チップの有無がサービスに影響しない背景にはガイドに対する充実した福利厚生があるとする分析を紹介し、「中国国内のガイドの金を吸い上げる能力、特に次から次へと繰り出してくる手段には驚かされるが、収入が少ない彼らの事情も理解できる。管理を強化するよりも、福利厚生を充実させて問題を根本から変える必要があるのではないだろうか」と締めくくっている。(翻訳・編集/野谷

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