Record China 2015年10月8日(木) 10時39分
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7日、韓国メディアによると、環太平洋連携協定の締結交渉が大筋合意に達したことを受け、韓国与野党からは「TPPに参加する機会を逃した」と批判の声が相次いでいる。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。
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2015年10月7日、韓国・聯合ニュースによると、環太平洋連携協定(TPP)の締結交渉が大筋合意に達したことを受け、韓国与野党からは「政府がTPPに参加する機会を逃した」などと批判の声が相次いでいる。
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韓国国会外交統一委員会は7日、韓国のTPP参加をめぐる国政監査を実施した。韓国与党・セヌリ党の沈允肇(シム・ユンジョ)議員は、「メガFTA(自由貿易協定)という時代の流れに乗り遅れてはいけない。すぐに参加するべきだ」と主張した上で、「韓国が大きな犠牲を払うことがないよう対策を立てなければならない」と指摘した。同党の朴商銀(パク・サンウン)議員は、「政府が決断できず、TPPに参加する機会を何度も逃したために問題が大きくなった」と批判した。
また、外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官がTPP参加に対する政府の立場を問われた際に、「参加に向けて進むが、詳しい内容が明らかになってから判断する」などと述べたことに対し、野党・新政治民主連合の丁世均(チョン・セギュン)議員は、「政府がしっかりと議論をし、明確な立場を示すべきだ」と非難した。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「TPPは日本が主導している。日本がいつ韓国をだまそうとするか分からない。慌てて参加を決めたら、韓国が損することになる。どうせ機会を逃したのだから、徹底的に議論を重ねた後に決定するべきだ」
「TPP参加国の中で、日本とメキシコ以外の国とはFTAを締結している。そうやってTPPに加入しなくても平気なように対策をしてきたはずでは?」
「どっちでもいいよ。どうせ加入してもしなくても批判されるのだから…」
「どんなことでも、日本がしたらすぐにまねしたがる。劣等感がさく裂している。その調子でノーベル賞受賞もまねしよう」
「米国も中国もばかじゃない。韓国がTPPに加入すると言えば、中国とのFTAが駄目になる。いまさら2つを得ようとするのは非現実的だ…」
「まだ正式に発効されたわけではないし、ヨーロッパの国々は参加していない。焦らずにゆっくりと対策を考えるべき」
「TPPに参加しない理由は何?職務怠慢ではないか?」
「中国も入りたがっているんでしょ?韓国と中国が手を組んで一緒に加入すれば、日本を倒せるのでは?」(翻訳・編集/堂本)
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2015/10/8
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