2015年10月7日、韓国・聯合ニュースによると、北朝鮮が米国に朝鮮戦争休戦協定を破棄し、平和協定を締結することを提案した。この報道が、韓国のネットユーザーの注目を集めている。

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朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省は労働党創建70周年記念日を3日後に控えた7日、報道官談話を発表。「休戦協定が締結されて60年が過ぎたが、まだ強固な平和が達成されていない。再び朝鮮半島で全面戦争が起こらないための担保はなく、そうなった場合は簡単に世界大戦になるだろう。このような深刻な事態を防ぐための根本的な方策は、米国が1日も早く古い休戦協定を破棄し、新しい平和協定を締結することだ」と主張した。さらに、「米国は休戦体制を維持しようとする時代錯誤な政策と決別し、平和協定を締結することに対する私たち（北朝鮮）の正当な提案に、遅滞なく応じなければならない」と強調した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「平和協定だと？また何か企んでいるな。南北境界線の防衛を強化せよ」

「何のための平和協定だ。経済制裁解除のためか？」

「米国とだけ平和協定を結ぼうという提案だ。韓国を見下している」

「誰が北朝鮮の言葉を信じる」

「世襲政権が無くなるまで平和協定はない」

「コーナーに追い込まれたネズミが、（ネコじゃなくて）トラに平和協定の締結をしようと提案している」

「北朝鮮は、米国が朝鮮半島から撤退する日を待っているんだ」

「平和協定は統一のために必ず締結されるべきだ。だが、統一されるまでは、何があっても米軍を韓国に駐留させなければならない」

「北朝鮮はまだ現実が見えていない。北朝鮮が生きる道は大韓民国にある。世界中のどの国が北朝鮮に手を差し伸べる？北朝鮮はすでに国家としての体を成していない。北朝鮮は韓国と対話しないわけにはいかないんだ」（翻訳・編集/三田）