2015年10月8日、韓国・聯合ニュースによると、環太平洋連携協定（TPP）の大筋合意を受け、韓国政府は「国家利益を最大限に引き上げる」ことを目標に「対TPP戦略」を策定する見通しとなった。環球時報（電子版）が伝えた。

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韓国産業通商資源省は同日、TPP合意後初の戦略フォーラムを開催。今後の対応を話し合った。出席者はTPPがアジア・太平洋地域の経済に与える影響を踏まえ「盲目的に楽観も悲観すべきではない」ことを強調。TPPがもたらす経済的な利益、国家に与えるプラスの側面を最大限に引き上げることを確認。実質的な利益を獲得することを戦略の軸とした。

また、韓国外務省の魯光鎰（ノ・グァンイル）報道官は6日、「韓国は国家の利益を最大限に引き上げる。それを最終目標としている」と表明。TPPへの加盟は検討しない姿勢を示した。（翻訳・編集/大宮）