2015年10月13日、香港を代表するトップモデルから女優に転身し、このほど世紀のハデ婚で話題になった女性芸能人に、中国の裁判所が「整形疑惑を晴らすための医学鑑定を受けなさい」と勧めたという。中国紙・法制晩報が伝えた。

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今月、中国一のイケメン俳優とゴージャスな結婚式を挙げて話題になったアンジェラベイビー（楊頴）。1989年、ドイツ人とのクォーターとして上海に生まれた26歳で、香港の芸能界ではトップクラスのモデルとして脚光を浴びた。その後、女優に転身して成功し、2009年ごろからは日本での芸能活動も行っている。

華やかな容姿と経歴を持つ彼女だが、一方で、整形疑惑の絶えない代表的な芸能人でもある。彼女の無名モデル時代の写真が、現在の容姿と似ても似つかぬものであることがその理由だ。具体的には歯列・口唇・あご・鼻などを“お直し”したと繰り返し指摘されている。

アンジェラベイビーはこれまで一貫して、疑惑を「事実無根」としてきた。両親の若いころの写真を証拠として公開したこともある。また、俳優の夫ホァン・シャオミン（黄暁明）もかつて、「彼女は絶対に整形していない」と援護射撃を放ったことがある。

しかし、疑惑はついに訴訟沙汰にまで発展。2014年10月、アンジェラベイビーは北京市内のある整形美容外科医院を告訴した。理由は、同医院が彼女の過去の写真を無断で借用し、「誰でも整形すれば彼女のように美しくなれる」といった趣旨の広告を打ったからである。この訴訟について北京市朝陽区人民法院（裁判所）はこのほど、アンジェラベイビーに対し、「公証人立会いの下で医療機関による顔部の全面的な鑑定を受け、これを証拠としなさい」と勧めたという。

裁判所の勧め通りに鑑定を行えば、整形の有無はすぐに判明することになるだろうが、彼女がその通りに行動するかどうか、今後も中国社会の注目を浴びそうだ。（翻訳・編集/愛玉）