Record China 2015年10月19日(月) 19時4分
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13日、香港のテナント料は高いことで知られていたが、今年に入って高級ブランド店を中心に小売業全体の業績悪化で撤退が相次ぎ、テナント料が暴落している。写真は香港の繁華街コーズウェイベイ。
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2015年10月13日、中国メディア・澎湃新聞(ザ・ペーパー)によると、香港の店舗物件賃料(テナント料)はかつて極めて高いことで知られたが、今年に入って高級品を扱う店を中心に小売業全体の業績が大幅に悪化したことで、賃料も暴落している。英フィナンシャル・タイムズによると、一部の物件では40%も賃料が低下した。
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UBS証券の調べでは、店舗物件賃料の下げ幅は20〜30%にも上るとされ、中国紙・亜太日報は「銅鑼湾(コーズウェイベイ)の羅素街59号地下B1〜B3の店舗賃料は72%も下がった」と報じた。代表的な繁華街である銅鑼湾では、スイス高級腕時計ブランドのジャガー・ルクルトの店が突如閉店し、現地ブランドの化粧品店に生まれ変わった。
こうした店舗物件賃料の暴落は銅鑼湾のある香港島に限ったことではなく、高級ブランド各店が香港から旗艦店の閉鎖や撤退を明らかにしており、暴落は香港全土に広がっている。
国際不動産顧問会社・戴徳梁行(DTZ)が5月に発表した報告書では、繁華街の尖沙嘴(チムサーチョイ)広東道も賃料が33%下がったと指摘されている。香港全土の繁華街全体では2015年上半期に賃料が20〜30%低下し、11〜12年の水準にまで下がったとみられている。(翻訳・編集/岡田)
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