Record China 2006年7月5日(水) 16時55分
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「尾鉱滑樋回転橋」が倒壊現場。
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2006年7月1日の午後8時20分頃、江西省(こうせいしょう)鉛山県(えんざんけん)永平鎮(ユンピンチェン)の、永平銅鉱の楊林河(ヤンリンハー)に架かる「尾鉱滑樋回転橋」が倒壊する事故がおきた。倒壊部分は長さ75mにも及んだが、死傷者は出なかった。この橋は、高さ15m、全長2.1kmで、鉱内の尾鉱(低品位の鉱石)と廃水を運ぶ太い配管が設置されており、今回の事故で廃水が楊林河に流れ込んだが、事故発生後、永平銅鉱はすぐに生産をストップしたため、環境への影響は最小限にとどめたという。翌日からは、銅鉱の設計を担当した南昌(なんしょう)有色冶金設計院の専門家が現場に駆けつけ、修復プランを立てた。完全修復までには二週間程度かかる見通しだが、その間は全銅鉱の点検を行うことにしている。 【永平銅鉱:中国二大銅鉱で、回転橋が作られたのは1984年のことである。】
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