Record China 2015年10月22日(木) 8時34分
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21日、今後、世界の電気自動車需要が高まるに連れ、韓国の電池メーカーのシェアも高まり世界一になる可能性があるとの報道に、韓国のネットユーザーが賛否両論の声を寄せている。写真は電気自動車。
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2015年10月21日、韓国・朝鮮日報は、世界の自動車業界が今後電気自動車の開発・生産競争に向かうことが予想される中、すでに世界的に広まっている韓国の小型バッテリーの需要も高まるとの展望を報じた。
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ディーゼル車の排ガス不正問題で揺れた独フォルクスワーゲン(VW)がこのほど、今後のエコカー戦略において「クリーンディーゼル」ではなく電気自動車に焦点を当てると発表した。これにより、世界の自動車業界における電気自動車開発競争が本格化するとみられる。またこれに伴って需要拡大が見込まれるのが、電気自動車に使用される二次電池だ。
携帯電話などにも使われる小型二次電池の世界市場は現在、韓国企業2社(LG化学・サムスンSDI)が43.4%を占め、先に市場参入した日本企業を圧倒している。しかし、電気自動車のバッテリー分野では、パナソニックのシェアが39.7%、オートモーティブ・エナジー・サプライ(AESC。日産とNECの合弁)が23.6%と、逆に日本企業が優勢だ。
それでも韓国企業に可能性があるのは、日本の電池メーカーがほぼ一社単独供給状態であるためだという。パナソニックが米テスラに、AESCが日産に製品の大半を納入しているのに対し、LG化学はGMやフォードなど世界20社と取引があり、サムスンSDIも同様の傾向だ。このため今後成長が見込まれる市場での販路拡大は、韓国企業の方が有利と言えるのだ。さらに、日産のカルロス・ゴーンCEOが自社の電気自動車にLG化学の電池採用を検討するなど、欧米のメーカー各社が韓国のバッテリー性能を高く評価していることも好材料だ。
この報道に、韓国のネットユーザーからの反応は分かれ、「電池はLG化学が一番」「韓国、ファイト!」「うれしいニュースだ」と肯定的なコメントがある一方、「ニュース通りなら、韓国がとっくに地球を征服してる」「電気自動車の関連法もない国で、虚勢を張ってるだけ」「日本からパクった技術で食べている韓国が追い越せるわけがない」といった意見もあった。(翻訳・編集/和氣)
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